サル顔な私。昔からこの顔で苦労してきました。

人間誰しもコンプレックスのひとつやふたつはあるものですよね。私のコンプレックスは顔が猿に似ている事です。小学生の頃は、それが原因でいじめを受けた事がありとても悩みました。

私が受けたいじめは、直接暴力を振るわれるような酷いものではなかったのですが「早く動物園に帰れ」とか「人間の学校に来るな」などの言葉の暴力を毎日受けていました。しつこいいじめっ子とは何度も喧嘩になった事があり、喧嘩の原因を説明しても大人が理解してくれず私の方が怒られる事も多々ありました。

高学年くらいになると、芸能人のナインティナインの岡村さんが売れ始めてテレビに多く出るようになると、私のあだ名は猿から岡村になりました。正直な気持ち猿と呼ばれるよりかは、岡村と呼ばれた方がまだましだったので少し気分は楽に。下手くそでしたが、岡村さんのモノマネなどをすると、笑いが取れたのでコンプレックスを逆に活かしてクラスの人気者になれた時はすごい嬉しかったです。

中学生になっても、岡村さんのモノマネでクラスの中心にいるような生徒だったのですが、みんなの中心でふざけていたせいで先生達に目を付けられてしまいクラスで一番叱られる存在になっていました。その当時好きだった女の子にも、顔がタイプじゃないと振られてしまい少しずつ落ち込み卒業するころには影の薄い生徒の一人でした。

一度はコンプレックスを克服出来たような時期もありましたが、高校入学くらいから鏡を見るのが辛くなるほど思い詰めるようになり、親に「なんでこんな顔に産んだんだ」と八つ当たりしていました。今思えば、両親の両方が猿顔の親でしたからどうしようもない事を親に言ってしまったと思います。

高校3年生の時に、初めて彼女ができました。その彼女はナインティナインの岡村さんの大ファンで、岡村さんに似ている私に一目ぼれしたと告白してきました。猿顔にコンプレックスを持っていたので、岡村さんに似ているという理由での告白はあまり気分よくなかったのですが、私には勿体無いくらいの可愛い子だったので付き合うことにしました。

そんな彼女から岡村さんのモノマネをリクエストされると、最初は乗り気じゃなかったのですが彼女がゲラゲラ大袈裟に笑ってくれるので、私も嬉しくなり彼女の前ではコンプレックスを克服する事が出来るようになりました。今では私の妻になり、可愛い子供まで産んでくれました。残念ながら子供は妻に似ずメチャメチャ猿顔ベイビーです。